タッピング運動時の咬筋活動に関する筋電図学的研究
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概要
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下顎運動時の筋電図を記録するに際し,運動頻度の規定は重要である。本研究は運動頻度のちがいが咬筋筋電図に及ぼす影響を調べるため,タッピング運動時における運動頻度を種々に変化させた時の咬筋筋電図を記録するとともに,タッピング時の咬合力および下顎運動軌跡を並行して観察検討した。その結果,頻度の変化により咬筋筋電図に特徴的な変化パターンがみられることが明らかとなった。これにより筋電図を臨床的に応用する際の基礎資料が得られたものと思われる。
- 社団法人日本補綴歯科学会の論文
- 1986-04-01