咀嚼運動に関する運動学的および筋電図学的検討III-1 : silent periodの発現頻度,持続時間および発現時の下顎位について
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概要
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Silent periodに関する研究は,その発現機序解明を目的とするものおよびその現象面をとらえ,診断あるいは治療効果判定への応用を目的とするものなど数多くみられる。しかし,正常有歯顎者において,その咬合様式を加味しながら,日常みられる種々な食物咀嚼におけるSPの発現様相を総合的に解析した研究は,あまりみあたらない。そこで,本研究では,咀嚼運動におけるSPの発現様相を詳細に解明することを目的として,被検者の咬合様式を考慮し,3種咬合様式を対象に下顎運動解析装置サホン・ビジトレーナーCIIおよび多用途監視記録装置を用い,咀嚼運動様相と咀嚼筋放電活動の同時記録を行い,咀嚼運動におけるSPの発現様相について観察・分析し,検討を加えたものである。
- 日本補綴歯科学会の論文
- 1985-04-01
著者
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