歯冠隣接面形態に関する研究 : 歯垢沈着傾向および清掃性について
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概要
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歯冠修復において, 隣接面形態をいかにすべきかは大変困難な問題である. 本論文は, 隣接面形態および歯間歯肉形態の変化に伴う下部鼓形空隙の大きさの差異が, 歯垢沈着に重大な影響を及ぼしていることを照明した. さらに清掃性より検討を行い, 従来清掃性より下部鼓形空隙を大きくあけて修復を行うのが望ましいとする一般的概念に対し警告を与えている. 部位的に実験しにくいため, 十分な研究が少なく観念的な解決法で処理していた隣接面形態の修復に臨床的な1つの示唆を与えるものと期待する.
- 社団法人日本補綴歯科学会の論文
- 1984-08-01
著者
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