咬合採得材料に関する研究
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概要
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間接法で補綴物を作る際, 上下顎の関係を完全に咬合器上に移しかえることは重要なことであり, かつ, かなり困難なことである. クラウンブリッジの咬合採得にはワックスが多く使われている. その他パテ状のシリコーン, 亜鉛華ユージノールなどが用いられている. かつてよく用いられた石膏も精度がよいとの理由で再評価されるようになった. 著者はこれらを含め7種類の咬合採得材料を金属歯型にセットして実験を行い, その精度をコンピューターをもちいて解析している. その結果は従来考えられている以上に, その材料の優劣が明瞭になり, クラウンブリッジのさぎょうにワックスバイトは捨てるべきではないかとの結論も得ている.
- 日本補綴歯科学会の論文
- 1983-12-01
著者
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