固定性補綴物周囲の歯肉着色に関する病理組織学的および電顕的研究
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概要
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補綴物を製作する際, われわれは機能を充分に果たすものを作り, その補綴物が口腔内で為害作用を生じないよう心がけている. 従来, 帯環金属冠などではそのマージンが不適合であるため歯肉炎等の問題が生じていたが, これらは鋳造冠の導入などにより解決に近づきつつある. しかし, これとは別の原因ではないかと思われる歯肉の変色が見られ, 調査による支台築造と密接な関係があるように思われた. 本論文の著者も陶材焼付冠における歯肉の変色を観察するうちに別の原因と思われる歯肉着色に気づき追求したものである. この原因追究はまだ手初めの感もあるがご一読願いたい.
- 社団法人日本補綴歯科学会の論文
- 1981-05-31
著者
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