試作無膨張埋没材を用いての鋳造体の変形について
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
鋳造体の変形に関して最も大きな誘発原因であると思われる鋳型の膨張をなくするために, 硬化時あるいは加熱時に寸法変化を起こさない, いわゆる無膨張埋没材の試作を行った. 次にこの埋没材を用いて作製した鋳造体各部の寸法を測定して縦ならびに横方向の変形の程度を検討し, 市販埋没材2種類についてのものと比較検討した. その結果, 鋳型の膨張は鋳造体の変形ならびに鋳造体個々のバラツキの原因となることが明らかとなった.
- 社団法人日本補綴歯科学会の論文
- 1980-05-31
著者
関連論文
- 体積変化による鋳造体の変形に関する研究 : 第2報 単純型インレー体の場合
- 3. 鋳造冠の変形について : 第1報 とくにその厚みを中心とした寸法変化について (昭和55年度日本補綴歯科学会関西支部学会講演要旨)
- 試作無膨張埋没材を用いての鋳造体の変形について