下顎両側性遊離端義歯の人工歯形態が咀嚼時の義歯動態におよぼす影響
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概要
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義歯が効果的にその機能を発揮するには十分な維持と安定が必要である. これに関係する因子には生体の種々な条件と義歯の構成要素に関する多くが挙げられるが, とりわけ直接力を受ける人工歯は大きな比重を占めるものと考えられる. 本研究は咀嚼時の下顎両側性遊離端義歯の動揺について検討し, 人工歯咬合面の頬舌幅径を30%程度縮小することによって動揺度は減少し, 咀嚼サイクルにも影響のあることを明らかにしている.
- 社団法人日本補綴歯科学会の論文
- 1980-05-31
著者
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