トヨタ博物館新館ミュージアムデザイン
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概要
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1999年4月、トヨタ博物館開館10周年を記念して、新館はオープンした。その主旨は、日本のモータリゼーションの歴史を人々の暮らしと生活文化との関連でとらえ、日本人の暮らしと自動車との関わりあいを明らかにしたいとの思いで、開設したものである。日本の文明開化と相前後してもたらされた自動車は、国産化へのさまざまな挑戦の時代を経て、第2次世界大戦の荒波を越えた後、本格的な発展の歴史を歩むことになる。わが国の自動車文化は、生活文化の向上とともに、互いに影響し合いながら進化してきた。展示では、路上を走る自動車とともに、各時代の特徴的な生活資料約2,000点を集積し、「車文化」と「もの文化」の変遷を見せている。
- 日本デザイン学会の論文
- 2000-03-30