米国国立公文書館と組織改革
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
1995年にジョン・カーリンが第8代合衆国アーキビストに就任してから、連邦政府の「規模縮小化(down-sizing)」と移管される資料の質、量の急激な変化に対応するためにNARAは組織改革に着手した。組織改革を実行するにあたって、NARAは自らの足元を見直し、その進むべき方向を模索した。公文書館の使命とは何か、その使命を全うするために必要なサービス、組織形態、活用できる資源は何かを徹底的に分析し、「戦略計画(strategic plan)」を立て、目標到達度の評価基準を定めた。着手から3年、NARAの組織改革の試みは確実にその芽を出し始めている。
- 記録管理学会の論文
- 1999-01-31
著者
関連論文
- アメリカ国立公文書館の目録寸感(インタビュー)
- 御厨貴編, 『オーラル・ヒストリー入門』, 岩波書店, 2007.11, 198p., 2,520円(税込み), ISBN978-4-00-028046-4
- 我が国において健全な文書館制度を確立するために : アメリカかち学んだこと(学術エッセイ,コンプライアンスのための記録管理,2007年研究大会)
- 米国連邦政府における電子記録保存の取り組み(2・終)電子公文書館プロジェクト
- 米国連邦政府における電子記録保存の取り組み(1)電子公文書館への道
- 米連邦政府の中の公文書館(3・最終回)評価担当アーキビスト(その2)
- 米連邦政府の中の公文書館(2)評価担当アーキビスト(その1)
- 米連邦政府の中の公文書館(1)公文書の処分
- ケース・スタディ 米国統治時代の"歴史"を再構築する--USCAR文書をマイクロフィルムで収集
- 米連邦政府の電子文書処分問題についての最新レポート
- 続・米国連邦政府における文書管理
- 米国連邦政府における文書管理
- 米国国立公文書館と組織改革