確信度付きセンテンスによってデザイン支援を行うシステムの構築とその利用事例 : デザイン支援システムに関する研究(3)
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概要
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筆者はこれまでに図形を出力することによりデザイン支援を行うシステムを作成した。しかし、このシステムが出力する図形は、デザイナの描くスケッチと比較するとまだまだ稚拙なものである。そのため、このシステムはデザイナがスケッチを作成する時に発想を刺激するための能力は有しているが、デザイン仕様を決定するための能力までも有しているとは言えない。そこで、この問題を解決するために、造形処理を表す言葉を出力することによりデザイン支援を行うシステムを作成した。そして、2つのシステムを統合的に利用した結果、スケッチの描画が以前より容易になることを確認した。なお、今回作成したシステムには、デザインに関する知識の流行性と曖昧性に対応するために、ファジィ推論を適用し、システムの妥当性を高めることが出来た。
- 1997-07-31
著者
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