ヤマトゴキブリに関する研究 (II)
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概要
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これまで, チャバネゴキブリ, ワモンゴキブリなどをはじめ数種のゴキブリについてはその発生, 一個体を通じての産出卵鞘数, 1卵鞘中の卵数を調べた報告は数多く出されている.しかし, わが国の在来種と考えられているヤマトゴキブリについては, 最近では内田らが, 外気温と温度条件がほぼ同じ室内で飼育観察した結果を報告した以外には, この種の研究は比較的少ない.そこで著者は, 第1報同様, 比較的一様な温度条件の下で, 継続的に飼育しているヤマトゴキブリを使つて, 1卵鞘中の卵数, 孵化率, 羽化期間などを, とくに雌, 雄一緒に飼育した場合と, 雌のみを単独に飼育した場合について比較検討を行なつた.その結果を第2報としてここに報告する.
- 1966-06-30
著者
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