Pyrethrins 及び allethrin の協力剤の効力について
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
供試昆虫としてイエバエ成虫を用い, 局所施用法, 噴霧降下法およびシャーレ接触法によつてpyrethrins, allethrinに対する協力剤の効果を検討した.実験方法の相違により協力剤の効果が異なり, 協力効果を検討するにはその目的によつて方法をえらぶ必要ががある.また, 致死および致落下仰転の協力作用にわけて検討する必要があると思える.本実験の結果, どの方法においてもpyrethrinsにはp. butoxideが, allethrinにはS-421が効果的な協力剤であつた. S-421はpyrethrinsに対してよりもallethrinに顕著な協力作用を示めすことは極めて特徴のある協力剤といえる.
- 日本衛生動物学会の論文
- 1963-10-31
著者
関連論文
- 39 ゴキブリの忌避物質に関する考察
- 89 ピレトリン及びアレスリンの協力剤の効果について(昭和37年度日本農学会大会分科会)
- 25 高知県海浜ビニールハウス地帯のモデル地区設定によるハエ類の防除試験について
- Pyrethroid 抵抗性および感受性系統イエバエにおける幼虫期間の長さについて
- ハエ並びにナメクジに対する木酢液の効果について
- 4 ピレスロイド系殺虫剤の殺虫効果に関する知見
- イエバエにおけるカーバメート系殺虫剤とGD-11の共力作用
- 蚊取線香中のピレスロイドの定量分析および定量時の分解要因について
- 71 高知県海浜地帯のハエ類に対する DDVP 樹脂蒸散剤使用による駆除実験
- 殺蛆剤の試験法に関する研究 (第 2 報) : 飼料混合法における幼虫の供試令期と薬剤感受性について (第 18 回大会講演要旨)
- Pyrethrins 及び allethrin の協力剤の効力について
- 殺蛆剤の試験法(第 14 回大会講演要旨)