マレーシア, マラヤで採集されたウリンクロバエ属の 1 新種 : 双翅目 : クロバエ科
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概要
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マラヤの熱帯雨林で衛生上重要なハエ類の調査を行った際, キンバエに似た緑色光沢のクロバエ科の1種を採集した。本種は後気門上隆起(後胸前側板)に長毛を装うことから, ニセキンバエ属Hemipyrellia Townsendとシリブトキンバエ属Hypopygiopsis Townsendに似るが, 鱗弁上肋部後方に毛束をもたないことからこれらのキンバエ族のものから区別される。中胸気門が大きいこと, 顔面下部に2本の黒色毛をもつこと, 雄の外部生殖器の特徴から本種はウリンクロバエ属Phumosia Robineau-Desvoidyの新種であることが判明したので, ここにPhumosia viridis sp. nov.ミドリウリンクロバエ(新称)として記載した。検索表に示したように, 体色が緑色であることにより, 他の8種の東洋区産のウリンクロバエから容易に区別される。
- 1989-06-15
論文 | ランダム
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