アッサム山麓の蚋について
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概要
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印度, アッサム山麓の小渓流から採集された蚋の蛹・幼虫について研究した結果, 7種に分類されたので, そのそれぞれについて記載した。そのうち3種は蛹から成虫個体を得, 既知種と比較したところ, 新種と認められたので2種の蛹とともにSimulium kapuri n. sp., S. bucolicum n. sp., S. litoreum n. sp., S. unum n. sp., S. fidum n. sp.の種名を与えた。S. kapuri DattaはSimulium亜属に属し, 他の4新種はGomphostilbia亜属に属するものと認められ, いずれも東洋区系の種と考えられる。
- 日本衛生動物学会の論文
- 1975-05-15