頭蓋外閉塞性脳血管病変の現状 : 超音波エコー法による頸動脈病変の評価
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概要
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頚動脈,なかでもその分岐部近傍は動脈硬化病変の好発部位であり,一過性脳虚血発作やアテローム血栓性脳梗塞の原因病変として最重要視されている.本病変の評価にあたっては超音波エコー法が非常に有用である.動脈硬化病変の進展度の指標でもあるIMTの肥厚やプラークの評価に優れており,病理像に対応した早期から晩期までの病変を簡便に評価できるからである.IMT計測法にはまだ不統一な部分もあったが,わが国でのガイドラインが作成された.なかでも動脈硬化度の共通指標として最大IMT(IMT-Cmax)が確立された意義は大きく,今後,激増することが予想される動脈硬化性疾患の発症予防に大いに役立つと考えられる.
- 2004-01-20
著者
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松本 昌泰
広島大学大学院脳神経内科学
-
松本 昌泰
広島大学大学院医歯薬学総合研究科病態探究医科学脳神経内科(第三内科)
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松本 昌泰
広島大学病院脳神経内科
-
松本 昌泰
広島大 大学院 病態探究医科学 脳神経内科学
-
松本 昌泰
広島市総合リハビリテーションセンター 神経内科
-
松本 昌泰
微風会ビハーラ花の里病院 神経内科
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