湾曲した後交通動脈の圧迫により眼痛と動眼神経麻庫を呈した1例
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概要
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今回われわれは湾曲した後交通動脈の圧迫により眼痛と動眼神経麻抑を呈した症例を経験した.症例は74歳の女性で,脳血管撮影の結果,内頚動脈後交通動脈の未破裂脳動脈瘤と考え,開頭術を施行したところ,実際脳動脈瘤は存在せず,後交通動脈が動脈硬化のため湾曲蛇行し,動眼神経を圧迫しているのを認めた.周囲のクモ膜を切離し,圧迫を解除することにより症状は改善した.
- 日本脳神経外科コングレスの論文
- 2003-09-20
著者
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