Superior canal dehiscence syndromeのCT画像
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概要
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superior canal dehiscence syndrome(SCDS)は上半規管の骨迷路の一部が欠損しているため,音刺激や頭蓋内圧亢進などで内リンパ流が生じてめまい発作をきたす疾患である.症例は,42歳女性で,25年前からめまいに悩まされ,受診の約4カ月前からは音刺激による激しい回転性めまいを自覚しはじめていた.ultra-high-resolution CTにて錐体骨を検査したところ,上半規管の骨の一部が上錐体静脈洞の部分で裂開していることが判明し,本症候群と診断された.
- 日本脳神経外科コングレスの論文
- 2002-10-20
著者
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