うっ血乳頭による視力障害を主訴としたシャント機能不全の1例
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概要
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うっ皿乳頭による視力障害を主訴とした16歳のシャント機能不全の症例を報告した.本例は生後5カ月時にシャント手術を受け,その後も数回の再建術を受けた.術前CTにて脳室拡大を認めず,さらに受診時には頭痛,嘔気などの典型的症状もなく,診断が困難であった.しかし,著明なうっ血乳頭があり,シャント再建術後うっ血乳頭は改善した.シャント機能不全による視力障害は再建術によっても改善しないことが多く,早期発見のために眼底所見の重要性を強調した.
- 日本脳神経外科コングレスの論文
- 1996-03-20
著者
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