ニューロサットによる画像誘導脳外科手術 : 3次元位置モニターと定位法の併用
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概要
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脳定位機能と空間位置モニター機能を有した新しい脳手術支援システム「ニューロサット」を開発した.フレームレスながら,多くの定位脳手術装置と同様にiso-center機構をもった多関節アームには,カウンターバランスや電磁クラッチなどを採用し,術中操作への安全性に配慮した.また手術中の処置部位は,術前に撮影しパーソナルコンピュータに入力しておいた各種CT・MRI画像上に投影表示される.機械的精度は0.8mm以内で,臨床的精度は2mm以内だった.本システムを用いて72例の脳外科手術を経験した.31例の開頭による顕微鏡手術と41例の穿頭術のほとんどに定位法と位置モニタリングを併用し,有用だった.
- 日本脳神経外科コングレスの論文
- 1992-02-20
著者
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大田 浩右
脳神経センター大田記念病院
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大田 浩右
大田記念病院理事長
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村上 裕二
福山脳研大田記念病院脳神経外科
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佐能 昭
福山脳研大田記念病院脳神経外科
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滝沢 貴昭
大田記念病院脳神経科
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佐藤 昇樹
大田記念病院脳神経科
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佐能 昭
大田記念病院脳神経科
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高橋 一則
大田記念病院脳神経科
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村上 裕二
大田記念病院脳神経科
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吉久 宏一
大田記念病院脳神経科
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佐藤 倫由
大田記念病院脳神経科
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