建物の開口噴出火災に関する実験的研究, I. Oleszkiewicz, Experimental Studies of Fire Spread along Building Facades [Combined Meetings Eastern Section the Combustion Inst. Fall Technical Meeting and National Bureau of Standards the Center for Fire Research Annual Conference,
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概要
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この論文は,カナダ国立研究所(NRCC)で進められている,建物正面の火炎拡大に関する実験的研究について述べたもので,主に外壁への噴出火炎と外壁に可燃材料を用いた場合の火炎拡大に関する実大実験の報告である。実験により噴出火炎から外壁への対流熱流束は80kw/m^2以上であり,輻射熱流束は50kw/m^2以上であることがわかった。また,開口上部に設けた突出板の影響は,垂直板(そで壁状のもの)では上方への火災拡大を促し,水平板(庇状のもの)では妨げることが明らかとなった。
- 社団法人日本建築学会の論文
- 1989-05-20
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