普魯西に於ける現行都市計畫法制と都市計畫法案に就て
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概要
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本稿は1929年プロシャ政府の作成せる都市計畫法案と其の現行都市計畫法制との關係を究明するを主たる目的とするものにして、先づ現行諸法令及法案の沿革を記述し兩者の依つて來たる所以を明かにし、次いで系統を異にする數多の法令より成り複雑多岐なる現行法制を都市計畫法制の一般體系に基き、地域計畫、地區計畫、街衢線計畫、建築禁止、沿道受益負擔、土地区劃整理並に收用及補償の項目の下に綜合解析し、以て法案との比較檢討を容易ならしめ、最後に同一項目の下に法案に付現行法制との差異を論述せるものである。
- 1935-06-05