27) 歪模様顴測の新工夫とその應用
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概要
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本論文は歪模様顴測の新工夫を主とし、その應用實驗例を述べたものである。元來歪模様顴測法には腐蝕法と反射法との2種がある。筆者の考案は反射法に屬するものである。金屬の表面を平滑に磨き置き、滑りと共に起る表面の反射の變化を利用して顴測するものである。之を應用せる結果は相當の成績を示し、總ての滑り線を概ね逸する事なく捉へ得ることを示してゐる。猶實驗せる圓孔を有する引張材3種につき、その歪模様の進展を考察し、力學的檢討を試みたのである。
- 社団法人日本建築学会の論文
- 1935-04-29
著者
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