研究開発関係者間のドメイン・オブ・シンキングの抽出とそれによるコンセンサスの形成の新手法
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概要
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従来の我々の体験では,研究開発のスタートに当たり,次の2点をかためてから,その研究開発の思考と行動の計画をたてるようにすると,その後の研究開発計画とその実施作業を適切,的確に進めやすくなることを知っている。(1)名は体を表わすので,その研究開発のテーマ名ないしはプロジェクト名を適切に設定すること。(2)そしてそのテーマ名ないしプロジェクト名にもとづき,「それで何をしようとしているのか」,「どこから手をつければよいか」,「そのためには何をしさえすればよいのか」につき,当初,関係者間の頭のなかでばらばらに思っている内容を落ちのなく,要点の形にして抽出し,それにもとづき関係者間で必要な事項を加えてコンセンサス合わせ(CONSENSUS : 意見の一致)をしておくこと。本論文はこの2点についての作業を効率的でかつ短時間でまとめ,かつその結果をコンパクトで目で見ることのできるようにした実用的で実績のある手法を具体例と共に示す。
- 1994-06-30
著者
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