経営戦略と技術戦略の統合 : 技術マネジメントの今日的課題 : 第9回シンポジウム
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概要
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第9回シンポジウムは平成6年7月12日(火)東京港区の虎の門パストラルを会場として開催された。今回のシンポジウムテーマは「経営戦略と技術戦略の統合:技術マネジメントの今日的課題」である。その背景は次のとおりである。日本の経済成長を牽引してきた主要産業が成熟化し、かつ未曾有の構造変革期に当って、日本企業は抜本的な経営革新を迫られている。第一には経営における徹底した効率化であり、第二は事業創造・市場創造があげられる。産業・企業の質の高い持続的成長の鍵が研究・技術開発にあることは論をまたない。とくに企業のこれまでの成長過程で、各経営機能が専門化し、分業化して戦略的統合力が低下していると考えられる。経営戦略(事業戦略・生産戦略・マーケティング戦略・財務戦略・人事戦略・組織戦略・情報戦略・国際戦略の各戦略)との技術戦略と高次元での統合が不可欠となっている。この統合について種々の角度から討議すべく、基調講演2件、事例報告3件を伺った上で総合討議を行った。以下にその概要を報告するが、参加者は149名を数え、とくに総合討論では時間ガ不足する程多面的に参加者からの発言があり、きわめて活発であった。
- 1995-10-01
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