条件付き書き換え論理の2-圏モデル
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概要
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条件付き書き換え論理は様々な並行計算系を記述するための一般的枠組としてJ.Meseguerにより提案されたものである.これは,代数(の項モデル)とそれに対する条件付き書き換え規則,そして書き換え規則から新たな書き換え規則を演繹するための推論規則からなり,書き換え全体が圏論的構造を取る.本論文では,2_-圏及び2_-圏における重み付き極限の概念を用いて条件付き書き換え論理のMeseguerのモデルを2_-圏に一般化し,そのモデルに対する健全性と完全性を証明する.
- 一般社団法人日本ソフトウェア科学会の論文
- 1997-01-16