人に優しいディスプレイと環境問題への提案(<特集>環境と人間 : 持続可能な社会の実現に向けて)(第47回オフィス・オートメーション学会)
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概要
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オフィスオートメーション(OA)技術の中の情報化技術(IT)の進歩は多枝に亘っている.その中で,人に優しいマンマシン・インターフェースの1分野である液晶ディスプレイ(LCD)の技術進歩は著しい.少ない消費電力で,高輝度,高精細,高画質が実現されてきており,ディスプレイは,超大型ディスプレイと,この種のディスプレイに大別される感がある.一方,産業革命以降,化石燃料の使用量増加に伴い,大気中に排出されるニ酸化炭素増大による,大気の温室効果が顕著になり始め,地球温暖化問題が深刻になり始めてきた.これは,エネルギー問題であり,経済発展に大きく関係している.このような背景の中,自然エネルギーを利用した二酸化炭素吸収と利用を目的とし,この液晶ディスプレイの中核技術である導光板と微細生物の光合成を組み合わせた,自然太陽光エネルギーを利用した光合成システムについて提案した.
- 日本情報経営学会の論文
- 2003-07-20
著者
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