実践経営学の課題 : 非営利組織としての病院経営
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概要
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病院は一般に非営利組織として見られている。それは病院が医療法上に定められているいくつかの要件を満たすことで非営利性が担保されているからである。しかし、その病院には個人病院、医療法人社団、医療法人財団あるいは自治体病院あるいは日本赤十字社による日赤病院など公的病院などその開設主体は様々である。さらに、規制緩和の潮流によって株式会社等の営利法人の病院経営参入の可能性も否定できない。そこで、本報告では、病院経営にとって非営利性とは何か、さらに、制度上の問題を議論し、非営利性との関連から現代の病院経営における経営管理の問題点を洗い出し、その解決の方向を探り、非営利組織としての病院経営に寄与することをねらっている。
- 日本経営教育学会の論文
- 1999-06-25
著者
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