「大変革時代の経営教育 : 国際的産業再編成と経営者 : 日本のマネジメント教育 : 再編の可能性」 : ひとつの印象論的観察
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概要
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国際的産業再編成のなか、伝統的日本的経営システムが破綻している。そこでは、経営者が自信喪失に陥っている。経営者の自信喪失、そしてその結果としての経営成果の長期低落傾向は、経営者能力の低下に由来する。環境の変化のなか、経営者の保有していた能力が陳腐化し、無機能化したからである。経営者の能力の育成をおこなってきた日本のマネジメント教育システムを検討し、その再編の可能性を議論するのが本稿の目的である。具体的な内容は、ほとんどが筆者の日常的な視察からの印象論的考察である。日本のマネジメント教育の再編は、その教育の担い手としての大学の再編にひとへにかかっていること、とくに代位学院のプロフェッショナル・スクーると仕手の再編を提言する。とともに、関係者の意識改革の必要をうったえる。
- 日本マネジメント学会の論文
- 1999-06-25
著者
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