日本の企業経営者 : 回顧と展望
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
日本の経営者は欧米の経営者とどう違うのかであろうか。いま日本経済の到達点に立つて考えると,その差は無くなりつつあるように思う。21世紀になるとますますこの傾向は強まるように思う。 本報告はこのような考え方に立つて7つの経営者評価の視点を摘出し,主として6社の経営者の分析,検討をおこなう。このうち3社は大企業・中堅企業,他の3社は中小企業を取り上げる。経営者を見る視点は,(1)戦略策定能力,(2)経営者の役割遂行度,(3)時代の流れに適合する能力,(4)企業の実態に合わせた経営,(5)企業成長と経営者の関係、(6)成功への適格性,(7)後継者の選択と育成である。 21世紀の経営者には想像力,感性,創造力が必須不可欠である。これらを磨き,企業の内部,外部との連携をも豊かにする統合能力の持ち主こそ期待される経営者である。
- 日本マネジメント学会の論文
- 2000-06-16
著者
関連論文
- 三戸公先生の大いなる貢献に感謝する(三戸公先生退職記念号)
- 21世紀の大学像(21世紀の教育)
- 経営学部創設10周年に寄せて(経営学部創設10周年記念号)
- 日本の企業経営者 : 回顧と展望
- 3 技術の経営学 : その体系的考察(21世紀の経営教育)
- 21世紀の生産システムについて考える : FAのオープン化に向けて
- 第15回大会 1987年6月20・21日 名古屋大学 (全国大会要約(全国大会20年を回顧する))
- 情報化投資のマネジメント(情報化投資とマネジメント)
- CIMにみる新たなる展開
- リエンジニアリングとトヨタ生産方式(リエンジニアリング)