時代が求める人財像と育成策
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概要
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無常迅速を痛感させる時代は企業と従業員の関係を否応無しに変えていくが、双方の満足を得られる新たな妥協点に収斂せざるを得ない筈だ。両者の利害の接点となる評価方法が時代の人材育成の観点でも見なおされることになるであろう。評価制度が妥当な位置に落ち着く為には需給のバランスがとれていなければならず、それを維持する為には女性労働力の動員の仕掛け、仕組みも考慮されるべきである。育成策としては単なる技術、知識の量的拡大を図るのでは不充分であり、発想、視点の革新性を改善して行くことが大切である。その為には望まれる人財像を明示し、企業風土、カルチャーの変革を人材育成に反映させる必要がある。人財の整い具合は個々の企業活動がお客様は元より社会的に歓迎される存在として認知してもらえるかどうかに繋がる。
- 2000-06-16