実態調査から見た情報化と職場システムの変化
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概要
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情報化、コンピュータ・ネットワーク化の中にあって、組織やビジネスの構造あるいは人の能力構造が根幹から変わろうとしている。それは単にハード、ソフトの問題としてでなく、人の集団とコンピュータの「インタラクティブな目的追求の協調システム」として捉えなければならない。つまり、人とコンピュータが相互補完するだけでなく、ネットワークを通じて影響を与え合い知的有効性を高めていくプロセスの問題でもある。本報告では、このような事実が実際の組織の中でどのような変化を引き起しつつあるか、そして個人がどう対処しようとしているのかの実態について明らかにすると共に、検証された事実を基に、これからのニューテクノロジーによる環境変化に即した組織活動の方向を見いだすことを目的としている。
- 日本マネジメント学会の論文
- 1999-10-30