製造システム設計の方法論に関する研究
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概要
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複合加工機械は、それを構成しているユニットを交換することにより、旋削、フライス削り及び研削などの加工に対応できる工作機械である。従って、この機械を製造システムへ導入することにより、柔軟性の高い製造システムを構築することが可能であると考える。この研究は、このような機能を備える加工機械を導入した製造システムを設計するプロセスを、支援するソフトウエアシステムを開発することを目的としている。この研究により、以下の項目を見いだした。 1)複合加工機械を備えた製造システムの動態を、SAIMANを用いたシミュレーションにより解析し、複合加工機械の稼働率に対して、対象部品の投入比率、製造システム内の複合加工機械台数、及び対象部品の多様性が影響を及ぼすことを明らかにした。 2)シミュレーションデータを基にして設計支援システムを開発し、このシステムを用いて製造システムのハードウエアの組み合わせを選択できることを確認した。
- プロジェクトマネジメント学会の論文
- 2000-02-15
著者
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