自律分散プロジェクトオペレーションの効果的応用
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
自律分散プロジェクトオペレーションは二つのタイプ(積極的自律分散と消極的自律分散)に分かれるが,二つのタイプのそれぞれについて,効果的に使うために一緒に使うコンセプトを提案した.積極的自律分散については,大規模ビジネスコンサルティングプロジェクトなどネットワーク型プロジェクト組織向きのオペレーションに応用できる。そして,積極的自律分散プロジェクトオペレーションには,場のパラダイムが有効に働くことについて考察した.この場合,部分最適が必ずしも全体最適に反しないことについても検討した.消極的自律分散には,エフィカシー・マネジメントによるチーム効力感の応用が有効であることを考察した.また,両方のタイプの自律分散プロジェクトオペレーションにITによる情報共有が大切である事を論じた.
- プロジェクトマネジメント学会の論文
- 2003-12-15
著者
関連論文
- 1306 大規模プロジェクトにおけるコミュニケーション効率の特性と短納期化 : エージェント・ベース・シミュレーションによる分析(一般セッション)
- 自律分散プロジェクトオペレーションの効果的応用
- 1202 プロジェクト・マネジメントにおける自律分散オペレーションの可能性