バングラデシュにおけるアワ(Setaria italica L. BEAUV.)の生育段階と農業特性に関する研究
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
アワ(Setaria italica L. BEAUV.)の2品種, Bogra-1とTitasを用い, 1989年と1990年の乾季に生育段階を調査した.12の形態的に顕著に異なる生育段階, すなわち萌芽期・3葉期・5葉期・冠根分化期(CRI)・分げつ最盛期(MT)・穂原基分化期(PPI)・止葉期・穂ばらみ期・出穂期・乳熟期・糊熟期・生理的成熟期が認められた.Bogra-1はTitasに較べ, 1989年には11日, 1990年には8日, 生理成熟期に至る日数が長かった.両年とも, Bogra-1では出穂期に, TitasではPPIに, 成長速度が最大となった.葉面積は両品種ともPPIにあたる萌芽後41日目に最大となった.Bogra-1は, Titasよりも高い収量を示した.
- 日本熱帯農業学会の論文
- 1993-03-01
著者
-
サラウディン A.b.m.
バングラデシュ農業研究所作物研究部
-
ラフマン A.k.m.m.
バングラデシュ農業研究所作物研究部
-
モヒウディン M.
バングラデシュ農業研究所作物研究部
-
コリム M.A.
バングラデシュ農業研究所作物研究部
-
アラビンダ S.
バングラデシュ農業研究所作物研究部