7-7 CM自動送出システム(2) : マルチキューイング方式ACR-25
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概要
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本システムにおいてはVTRとしては、カセット方式VTRであるACR-25を使用した。その理由として、(1)従来の放送用4ヘッドVTRとテープの互換性がある。(2)本体内に24個のカセットが収納出来、カセットのランダムアクセスが可能であるので所要のスポットのアクセスタイムが短かい。(3)テープハンドリングをエアーで行っているので、テープの傷みが少ない。等が挙げられる。ACR-25の基本的機能としてはカセット単位のランダムアクセスが可能であるが、一つのカセット内でのランダムアクセスは出来ない。本システムの様に多種類のスポットをファイルしてランダムアクセスするためにはカセット単位のランダムアクセスのみごは不十分で、ACR-25にマルチキューイング方式を採用しカセット内でもランダムアクセスが出来る様にした。
- 社団法人映像情報メディア学会の論文
- 1976-07-01
著者
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打樋 繁男
中日放送
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打樋 繁男
中部日本放送株式会社
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稲垣 カツヒコ
アンペックス・ジャパン
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稲垣 カツヒコ
東芝アンペックス
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鴨川 威
東芝アンペックス
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大橋 忠和
中部日本放送
-
鴨川 威
株式会社東芝 ビデオシステム営業部:三洋電機株式会社av研究センター
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