物理的定義に基づいた時変ホモトピーを用いた3次元顔画像の表情と動作の生成(<論文小特集>マルチメディア時代の画像処理)
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概要
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本研究では, 従来位相幾何学におけるホモトピーで時間の定義をすることにより時変ホモトピーを考案し, これにより, 臨場感通信会議システムの合成系で対象となる3次元人物顔画像の実時間における動作生成を行い, 良好な結果を得ていた.しかるにこの段階では, 時変ホモトピーは, 物理的に定義されていないので, ディジタル制御理論等の物理的要素を導入した新たな時変ホモトピーを考案し, CGにおいて対象となる物体の, より自然な動作を生成することが可能となった.また, このようなディジタル制御理論またはディジタル信号処理が, 臨場感通信会議システムのみならず, 一般のCGアニメーションに適用することが可能であることを示唆する.
- 1995-03-20