IBC'95(国際放送会議)
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概要
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今年からIBC(International Broadcasting Convention)を毎年開催することになった.これまでIBCは, ITS(モントルー・シンポジューム〉と交互に開催され, 偶数年はIBC, 奇数年はITSの年であった.しかし, 主催者側の問題から話し合いがこじれ, 機器展示には日本の多くのメーカが参加しないIBCとなった、そして参加者は, 1万6000人と昨年の2万6000人に比べ, 1万人減であった.しかし, 参加企業は600社を越えた.また, 米国のネットワークが参加をボイコットし, 波乱含みの開催となった.それでも会議の方は, セッション数19,発表されたペーパは110件を数えた.欧州のDVBプロジェクトが衛星, CATVの規格を作成してからはや一年, 今年のIBCは, 地上ディジタル放送のセッションが中心となった.今年8月に, 1997年に英国でディジタル放送を始めるというアナウンスがあり, 英国政府より, ディジタル放送に関する白書が発行された.このためか, 衛星ディジタルか, 地上ディジタルかといった, 衛星と地上のビジネスについてのワークショップなどが開かれ, 多くの参加者を集めた.私は, 今回当社で新しく採用する光波長多重方式の伝送/分配システムの発表のため, IBCに参加したが, 欧州のRACEプロジェクトに同様のシステムがあることから, 関心は高かった.
- 社団法人映像情報メディア学会の論文
- 1995-12-20
著者
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