テレビ音声に多重されたディジタル方式ファクシミリ放送信号のゴースト妨害による影響
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概要
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テレビ音声信号に多重して伝送される, ディジタル方式ファクシミリ放送の審議が電気通信技術審議会で進められている.ファクシミリ信号は, 第2副搬送波を差動4相位相変調して音声に周波数分割多重する, DQPSK-FM方式で伝送されるため, テレビ伝送路に存在する各種妨害の影響を受ける.ここでは, ゴースト(マルチパス)妨害およびファクシミリ受信機チューナ部の歪みに基づく, ファクシミリ信号への影響について調査した.その結果, ファクシミリ信号への妨害は, テレビ副音声チャンネルの2次高調波および主音声チャンネルと副音声チャンネルの相互ビートによって生じていることがわかった.また, ゴースト妨害によって発生する, ファクシミリ多重信号からテレビ音声への妨害についても報告する.
- 1989-05-20
著者
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