130mmφ光磁気ディスクメモリー装置の開発
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概要
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光磁気ディスクメモリーが現行の磁気メモリーと同様に世の中で広く使われるためには, 記録媒体の信頼性ならびに情報の重ね書きの問題を解決することが現在最も重要な技術課題となっている.我々は, 従来のFe系記録材料に比べて長寿命のTbCo膜を記録膜に用いることで媒体の信頼性向上を図り, 消去用と記録用の2光磁気ヘッド方式とすることで磁気メモリーと同様に情報の重ね書きを可能にした130mmφ光磁気ディスクメモリー装置を開発した.光磁気ヘッドの小型化, セクタ構造と2ヘッドのアクセス方向の工夫により, 装置全体を5.25インチ標準磁気ディスクドライブと同じサイズに収めている.本装置は2ヘッド構成でほぼ実時間で情報の重ね書きができることから, 卓上型や個人用のコンピュータの汎用外部メモリーのみならず, 書き換え可能なコンパクトディスク(CD)やビデオディスク(VD)へも応用できる.
- 社団法人映像情報メディア学会の論文
- 1986-06-20
著者
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