編集収録用ビデオテープのタイムコードチェッカー
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概要
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現在, ビデオ編集はほとんどタイムコードを利用した電子編集で行われているために, 編集収録用ビデオテープには, あらかじめタイムコードとコントロールトラック信号(以下CTLと記す)を事前に記録している.タイムコードとCTLの連続記録に要する作業時間は, テープ長と同じ時間がかかり, 放送局のように1日に数十本もの編集収録用ビデオテープを使用する所では, 記録に要する作業量は膨大なものとなる.もし一度使用した編集収録用ビデオテープを放送後そのまま循環使用できるならば, タイムコードとCTLの記録作業は不要となり極めて効率的である.そこでNHKでは使用済編集収録用ビデオテープの品質チェックの一環として, 高速タイムコードチェッカーを試作して, 循環使用の検証を行っているので紹介する.
- 一般社団法人映像情報メディア学会の論文
- 1982-09-20