動画像の画質 : 動き物体のぼけによるテレビジョン画質劣化
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概要
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動き物体のぼけによる画質劣化を5段階評価測定した。その結果, 次のことが明らかになった。眼が動きを追従できる程度の動きでは, 物体のぼけは静止している場合とほぼ同様に認められるので蓄積型カメラで撮影された一般的な動き画像は, 動き物体がぼけない場合に比較して, 評価3〜2程度しか得られないが, 一方, 蓄積型カメラで撮影された画像程度の画質が得られればよいとする立場に立てば, フレーム差信号に注目した帯域圧縮の可能性は充分にある。
- 社団法人映像情報メディア学会の論文
- 1972-09-01
著者
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