PCM多元接続衛星通信方式
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概要
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衛星通信方式の大きな特徴である, 地球上の広い地域にある多数の地点が, 同時に相互通信する多元接続通信方式には, PCM時分割多元接続方式が適している.多元接続通信を行なうためには, 各地球局の送受信電波を衛星の中継機を介して相互接続する技術, 通話チャネルを必要な相手との間に設定する技術が必要で, 各種の方法の間に得失がある.電電公社電気通信研究所で研究したSMAX方式は, PCMフレームの利用効率の向上, 各地球局割当てサブフレームの衛星中継機へのアクジションに衛星の軌道情報を必要としない, および地球局間チャネル多元接続制御を各局独立で行ない, かつフレーム利用効率の向上に合致することをねらいとしている.
- 社団法人映像情報メディア学会の論文
- 1970-05-01
著者
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