非接地形偏向妨害防止回路方式 : バランス法
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概要
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受像機の水平偏向出力回路に発生して, 配電線を伝搬する高圧パルスの高調波による受信障害を防止するために, 比較的簡単で大地アースをとらずに効果の大きい防止方法を開発した.受像機の近傍にシールドをかねた導電面をおき, これに誘起する高調波電圧と原妨害電圧とがL, C素子を介して配電線に加わり, 互いにバランスして打ち消されるようにした.その結果, 受像機の機種や設置状態にかかわらず, 20〜30dBの防止効果が得られることを明らかにした.
- 社団法人映像情報メディア学会の論文
- 1964-06-01
著者
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