50kV高周波高圧電源
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概要
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高電圧, 小電流の直流高圧電源としては, 高周波電源が種々の点で有利であることは既に知られている.しかし, 従来の高周波電源は空心の高圧トランスを使用したので, この部分が複同調回路となり設計調整が複雑で安定度が悪いのが欠点であった.また, 高周波電源は真空管発振器に高圧トランスを介して負荷を結合するので, 電源インピーダンスが高く, 出力電圧変動率が不良であることも本質的な欠点である.これらの点を改善するため, 高圧トランスに磁心(フェライト・コア)を使って密結合とすること, および電圧変動率を改善するための各種の回路について実験を行い, この結果を利用して出力50kVの高周波高圧電源を試作した.
- 社団法人映像情報メディア学会の論文
- 1957-03-01
著者
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