DVDのROMディスクへの追記情報記録技術 : BCA(Burst Cutting Area)
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概要
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DVDのROM型ディスクに1枚毎に異なる情報を追記する方式を開発した。CW-Qスイッチ型のYAGレーザのパルスレーザー光を照射して金属反射膜を除去し、約10μm幅のストライプをピットに重ねて形成する。一定幅のストライプの間隔を変調して、188バイトの情報が記録される。この記録方式はBCA(Burst Cutting Area)としてDVD規格に採用された。光ヘッドでBCA部分を再生すると、形成したストライプに対応して、信号レべルがゼロ近くに低下する。高周波のピット信号を簡単なローパスフィルタで除去し、CPUを用いてソフトウェアで簡単に復調・復号してBCAデータが読み取られる。
- 社団法人映像情報メディア学会の論文
- 1997-10-08
著者
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大嶋 光昭
松下電器産業株式会社 メディア制御システム開発センター
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大嶋 光昭
松下電器
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大嶋 光昭
松下電器産業(株)無線研究所開発企画室
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田中 伸一
松下電器産業(株)メディア制御システム開発センター
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田中 伸一
松下電器産業
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