ケーブルデジタル伝送信号の誤り率の測定・評価方法
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概要
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2000年12月に開始されたBSデジタル放送は、ケーブルテレビにおいて複数TSの64QAMを用いたトランスモジュレーション方式によりデジタル伝送されており、既に多くのケーブルテレビ事業者に採用され、今後更なる普及が予想される。ケーブルテレビ施設においては、この64QAM信号をケーブルテレビ施設に伝送した場合の信号品質の確保が重要な課題である。そのため、ケーブルテレビのデジタル伝送特性の的確な把握・評価が求められている。本報告においては、伝送された64QAM信号をAD変換した後、ソフトウェア処理で雑音重畳・復調を行ってビット誤り率を計測することにより、実際に運用しているケーブルテレビ施設の等価CN比特性を測定する方法を提案し、更に本方法による実用機を開発し実施設での実験により測定評価方法の有効性を確認したので報告する。
- 社団法人映像情報メディア学会の論文
- 2001-07-30
著者
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