冷陰極蛍光ランプの光束維持率の改善
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概要
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液晶ディスプレイは大型モニター, 大型TV用途への採用とともに大型化が進んでおりバックライトユニットに使用される冷陰極蛍光ランプにも, 更なる大光束化, 長寿命化等の要求が強まっている。今回, 冷陰極蛍光ランプのガラス管と蛍光体の間に保護膜を塗布し、更に, 蛍光体に微粒子をコートすることにより、全光束維持率を改善し, 色度変化を低減することができた。又, この冷陰極蛍光ランプを組み込んだバックライトユニットでは, 輝度維持率が改善されていることを確認した。特に多灯使用のバックライトユニットでは、ランプ表面反射率の向上も輝度維持率の改善に寄与していることが分かった。
- 社団法人映像情報メディア学会の論文
- 2001-01-30