メガネなし3Dワークベンチ
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概要
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大口径フレネルレンズによる実像生成と両眼視差の提示を組み合わせた新方式のメガネなし立体ディスプレイを利用したメガネなし3Dワークベンチを開発した。この立体表示方式は、実像を中空となっている映像観察者の手元の位置に結び、その実像上に右眼用と左眼用の視差画像を表示している。これにより、立体視の違和感や酔いの原因となる両眼視差の眼の焦点調節の矛盾を抑えた立体像を映像観察者の手元に提示し、立体映像を直接手でさわれるような現実感を与えることが可能となった。この3Dワークベンチを用いることで、三次元図形描画装置や、遠隔操作システム、医療手術等の作業シミュレータにおいてより臨場感の高い映像環境を構築することができる。
- 2001-03-14