バーコードによる文書管理機能を備えた筆記入力装置の試作(<特集>紙面とディスプレイ画面に関わる先端技術動向)
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概要
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電子情報の利用が増えた現在も、計算機上に保存されたデジタル情報を紙に印刷して利用する場面は数多く存在しているが、紙の情報をデジタル情報として再利用する手段は限られている。こうした現状に対し、ペーパー・インターフェースと呼ばれ、紙と計算機との間で透過的に作業を行える環境を提供するという考え方が提唱されている。本提案では、電子文書が印刷された紙に加えられた筆記を、デジタル情報として取りこみ、元となる電子文書に自動的に挿入し、再利用可能とするシステムを試作した。試作システムは筆記入力装置と、電子文書と紙文書とを管理するソフトウェアによって構成される。また、本提案による作業効率を評価する簡単な実験を行ったので報告する。
- 2001-02-08
著者
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