マイクロポールによる3D-LCDシステム
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概要
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高臨場感ディスプレイを構成する一つの要素として3D表示が挙げられる。3D映像は立体写真をとおして19世紀から知られているもので、なじみの深いものであるが、電子ディスプレイ分野における3D表示は、技術的困難さや、コスト高の点から特殊分野でのみ利用されてきたにすぎない。本報告でとりあげるマイクロポールによる3D-LCDシステムは、LCDにマイクロポールを貼り合わせることで追加電気回路を一切必要とせず3Dを実現することができる。今後は、マイクロポールを利用して多くの方々に3D映像を身近なものとして楽しんでいただきたい。
- 社団法人映像情報メディア学会の論文
- 2000-11-17